2005年01月20日

CD/DVD】 Sound Schedule 『アンサー』

アンサーアンサー
Sound Schedule 大石昌良

曲名リスト
1. アンサー
2. ミーティング
3. コンパス

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01:アンサー イントロと出だしの抑えた声がいつものサウスケのイメージと違い過ぎて「あれ、違うCDかけた?」と思うくらい意外な始まり方でした。私的大石君のイメージが「妙に甘ったるい高音で巻き込むように唄う」だったので、あんな風に低く囁くような唄い方をしていたのは本当にビックリでした。イヤとても良いですよ!と言うか格好良い。ちょっと惚れてしまうじゃないか。それと曲自体もいつもと違うなと思ったら作曲が川原君!で驚きました。なんか新鮮で良いなぁ。大きな起伏はあまり無い曲ですが、全編通して響くドラムの音がすごく気に入りました。内容的には決して明るい曲ではないのについつい指とかでリズム取りたくなる。おかしいよ。ちなみに詞はいつも通り大石君で今回は好きだった子に振られたヒトの話。好きな子を忘れようと四苦八苦して結局無理だったというシンプルな展開なのですが、言葉回しがとても大石君らしいなぁと思います。「気の抜けたコーラ」とか特に。『アンサー』という言葉は一度も出てこないけど、アンサー(答え/結論)という言葉が何より似合う良曲です。

02:ミーティング
『アンサー』とは打って変わってサウスケらしさ全開の曲。感想のギターとベースの掛け合いっぽい感じが好きだな。この詞はアレですか、大学出て音楽を続けてる自分と普通に就職した友人との温度差ですかね。今25歳って言ってたからそういうの感じそうだなぁ。これ聴いてたら『イマココニアルモノ』聴きたくなって引っ張り出してしまった。

03:コンパス
サウスケにしては随分と前向きな曲。寧ろがむしゃらな感じ。タイアップの所為かしら。前奏だけ聞くとこれもまたサウスケじゃないような気がする。こっちは唄い方まんまなので間違えた気はしませんが(笑) 『アンサー』のときも思ったけどサビ以外でギターが地味だ。詞の方ですがこの3曲の中ではいちばん低いかな。大石君の詞に関しては未来へ向けた唄よりも今に悩む唄が好きです。現状における何かしらの鬱屈を独特の言い回しで唄う彼らが好きなので。とは言えストレートなメッセージソングってのは良いですね。爽快感がある。

と言うことでこの中ではやっぱ『アンサー』が一等好きです。アルバム楽しみだなー

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