ちょっと遅くなりましたがジャパサ感想。
○キャプテンストライダム
『マウンテン・ア・ゴーゴー・ツー』しか知らなかったのですが、全体的にアッパーで良い意味で若さがあるなぁと思いました。面白かったのは夕飯のおかず買いに行ってギター買っちゃう唄。ありがちありがち。
○椿屋四重奏
01 成れの果て
02 舌足らず
03 硝子玉
04 小春日和
05 螺旋階段(新曲)
06 空中分解
07 紫陽花(新曲)
中田氏登場とともに飛び交う黄色い声援。割とふっとい音聴かせるバンドなのにキャーキャー言われてる感じがミスマッチで面白い。唄の方は相変わらずきちんとしておりました。中田氏ってCDと寸分違わず歌うよなー最近のライブで声が出ないバンド連中とは一味も二味も違う気がするよ。でも茶パツロン毛は如何なものか。1発目の『成れの果て』の入りが最高に格好良かったです。あとベースの永田氏が殆ど表情変えずに演奏していたことが印象的でした。あのベースの音は聴いててホント気持ちが良い。
あ、6月にファーストシングル出るそうです。両A面で『螺旋階段/紫陽花(あじさい?)』という曲が。『螺旋階段』は椿屋らしい歌謡ロック、『紫陽花』はバラードです。ところでシングルということはひょっとしてこれがメジャーデビューになるということかしら? イヤ早くはないと思いますがそうなのかなぁ・・・・
○曽我部恵一
CCCD問題で色々な発言をされていた方ですからもちろんその存在は認識しておりましたしサニーデイ・サービスもかじる程度は聴いたことがあったので基礎知識はあったものの、自分の中ではかなり伝説の人物に近かったのでどんな凄い人なんだろうとドキドキしてたら・・・・裏切られた。何なのあのヒトの良さそうな兄さんは!って言うか若い!声なんか若者のそれですよ。イヤまだそんなに年はいってないと思うんですが、こう、サニーデイで長いことやってきてソロになって聴かせる歌というとどうしても円熟したとろけるようなまったり感を予想してしまうじゃないですか。それがもう180度裏切られた感じのトンガリロックでメチャクチャ楽しかった。曲目は知らないんですが、曽我部さんご本人が仰っていた曲だけはかろうじて。
『ハルコロック』と『テレフォン・ラブ』、良いですね。『テレフォン・ラブ』で真っ暗な中携帯電話を振りかざすということを曽我部さんが勧められたのですがPHSでも元気に振ってしまいましたよ。全然曲知らないであんなに楽しめたのって久しぶり。ちょっとCD欲しくなっちゃいました。
○Syrup16g
01 タバスコ
02 チャイム
03 途中の行方
04 ダーリー
05 Honey's Dead
06 AIR LIGHT
07 STAR SLAVE
08 Take me in
09 Scean through
10 ラファータ
En パープルムカデ
(本編10曲・全新曲・仮タイトル)
今年初のSyrupがこんなに早く見れたことだけでも凄く嬉しかったんですが、演る曲演る曲全部知らない曲ばかりでもう心臓バクバクしながら聴き入ってしまいました。ちょっとお休みしている間にまた音が重くなったんじゃないだろうか。胃と言わず内臓全体に抉り込んでくるような轟音がもう堪りません。特にドラム!たいこさん!髪切ってた!一瞬誰だかわかんなかったよ。詞も相変わらず下向いていて救いが無いなぁと思いつつも『狂っちまった』と口に出して言えることに健全さを感じてみたり。五十嵐さんの詞で死にたくなることはないんだよなぁ。寧ろどん底に落としてくれてありがとうみたいな。何言ってんだか自分でも分からない。Syrup16gで無我夢中。早くこれをCDエンドレスにして聴きたい。5月のワンマンがますます楽しみになりましたよ。
こうして見ると4組中知ってるのが2組だけだった割には最初から最後まで随分と楽しめたなぁ。最後の方は腰痛で立ってられませんでしたが。次までにもうちょっと身体を鍛えようと思いました。次って・・・・3月3日か。