9月29日にJanne Da ArcのARCADIAツアー最終日武道館に行ってきました。脂肪脂肪と笑い続けてきたワタシですがJanneのライブは初です。むしろワタシがJanneのライブに行く日がくることになるとは正直思っていませんでした。が、取りあえず『話のタネ』程度の気安さで行ってみたところ、予想外の楽しさでビックリしました。
という訳でまずセットリスト。一緒に行った友人と頭つき合わせて、これで当たりなのではないかなぁ。そして感想はその下に。
01 ACID BREATH
02 Heavy Damage
03 ROMANCヨ
04 BLACK JACK
05 trap
06 心の行方
07 GUILTY PAIN
08 process
09 カーネーション
10 Legend of〜
11 DOLLS
12 ATHENS
13 FREEDOM
14 explosion
15 WIZARD
16 ヴァンパイア
17 Kiss Me
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18 Love is Here
19 Hysteric Moon
20 霞ゆく空背にして
-en2
21 デブのうた(kiyoボーカルのタイトル不明曲)
22 -救世主 メシア-
23 シルビア
全23(22)曲、約2時間半ほどのライブでyasuさまは声が枯れることもなく、そしてあの高音は更にそれを上回るくらいの高音域でかましてくれました。正直1曲目の『ACID BREATH』を聴いたとき、声がCDよりも高くて誰の声か区別がつきませんでしたよ。割とライブに行く人間ですが、生声がCDよりも上がることが多い唄い手なんて滅多にいない。それでいて声が掠れることも無いんだから凄いなぁと、初めてyasuさまを見直してみました。まぁそのあとで恐ろしいほど音程を外すことが数曲続いたのである意味チャラですが。yasuさまは歌うことに没頭するとどうやら周りの音を拾うのが疎かになるのかもしれない。ボーカリストってこのタイプ多いよなぁ(誰とは言わないが)
次にギター、今までギターとベースの顔と名前がどうもごっちゃになってしまって覚えきれていなかったのですが、今回のライブでついに名前は覚えました。だってyouさんトチり過ぎ。ワタシ、割とJanneではギターの音が好きでCD聴きながら上手いなぁと感心していたものなのですが、実際生で聴いたギターはトチりが多くてショッパ過ぎました。ライブの始めの方は他の楽器(主にドラム)の音に耳がいってしまってしっかりギターを聴いてなかったのでyasuさま+youでの『カーネーション』まで特に関心を払っていなったら・・・・間奏部分の心臓に悪い不安定なメロの揺れにもうドッキドキでしたよ。出だしのトチりはどうでも良いんですけどね。それ以降ギターソロがある度にいつトチるか気が気じゃないって言うか、何でワタシがそんな心配してるんだろうって自問自答しながら星明子の心境でyouを見つめてしまいました。CDだとそんな不安定さは感じないから本番に弱いのかなぁとは思うんですが、次はもうちょっと力強い音を聞かせて欲しい。でも出す音自体についてはやっぱりワタシ好みの良い音でした。
そして今回私的にいちばんツボだったのはドラムのshujiです。何て言うか重くて良い音鳴らすなぁと初っ端からメロメロになって思わずyasuさまも忘れて聴き入ってしまうほどの格好良さでした。見た目はおっさんでも侮れないよ。さすがJanne Da Arcだ。という訳で今Janneの曲を引っ繰り返してナイスドラムな曲を探してます。それくらい素敵だった。
それと素敵度的にはちょっと下がるのですがベースのka-yuも凄く良かった!ただベースの所為なのか、単にワタシの耳が悪いからなのかあんまし聞き取れなかったんですよね、音が。ちゃんとこれだと分かったのは『ATHENS』のベースソロだけで。ただその僅かな間のベース音がたまらなくワタシのツボを突く重低音だったので一気に虜になりました。もうちょっと耳を鍛えてベースを拾えるようにしたい所存です(笑)
んで可も無く不可も無く、というかキャラ的には最高だよアンタ!ってのがキーボードのkiyoですね。まさかボーカルとって歌うとは思いませんでした。ま、厳密には絶叫ですが。演奏は普通だったかな。キャラの濃さに目がいってまともに演奏聴いてないなワタシ(笑)
メンバーについてはこんな感じで。曲はもう一等好きな『ヴァンパイア』を生で聴けたこと、そして『シルビア』『Hysteric Moon』『Kiss Me』さらには新曲まで生で堪能出来てもう文句は無いってところです。初ライブだったし。やっぱ生は良いなーとシミジミしたライブでした。また行きたいな。
あ、最後にひとつ。ワタシがyasuをyasuさまと呼ぶのは昔まだJanneを知らなかった頃に弟が『ファンの間でボーカルはyasuさまと呼ばれているらしい』という話をしたのがキッカケで馬鹿にして読んでいるうちに定着してしまったものです。弟がそんなネタを持ってきた理由は謎ですが、多分初めっからJanneは壮大なネタ扱いをされていたのでしょう。今でもそうですが。曲も演奏も良いのに何でだろう・・・・でも多分止められない気がします。